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あなたは大丈夫?「部屋を明るくして寝ると太る」はホント!?薬剤師が分かりやすく説明してみた

 
あなたは大丈夫?「部屋を明るくして寝ると太る」はホント!?薬剤師が分かりやすく説明してみた
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大阪で薬局を営んでいます薬剤師ハヤシです。皆さんの健康をサポートする情報やお薬に関する記事を書いています。趣味はイラスト、スポーツ観戦。普段は、その辺にいる大阪のおっさんです。

こんにちは、薬剤師ハヤシです。

 

あなたは寝る時、電気をつける派?それとも消す派?

ちょっとだけつけてるかな

ぱっつん

 

「太陽の光を浴びることは大切!」なんて聞いたことがあるのでは?

実は太陽光などの光と私たちの健康の間には密接な関係があります。

 

私たちが日々浴びている光は体内時計をコントロール、一日のリズムをつくるために大切なものです!

ハヤシ

 

そして、ある研究によると部屋で明かりをつけっぱなしにしたり、テレビを見ながら眠るとなんと体重増加や肥満のリスクが高くなると発表されています。

特に夜間の人工光と体重増加の関連性が明らかになっており、肥満が世界的に増加していることも頷けます。

なんやて!

ぱっつん

 

これまで食事と運動が肥満に影響を与えることは知られていましたが、最近はこのように光の睡眠への影響などの要因も注目されています。

 

そこで今回は人工光などの光が私たちにどんな影響があって、肥満のリスクを高めるのかを説明します。

お腹周りが気になるあなた!就寝環境を一度見直すきっかけに。

ハヤシ

 

 

ちなみに前回はこんなお話をしました。

ハヤシ

この夏、子供に大流行のヘルパンギーナ!それって何?大人は大丈夫?わかりやすく解説してみた

 

夜間の明るい照明が私たちに与える影響って?

寝る時に部屋の電気を明るくして寝る人は少なくないようですが、照明は睡眠に大きな影響を与えます。

 

夜間に明るい照明を浴びていると、私たちは睡眠ホルモンであるメラトニンの分泌が低下。

その結果、睡眠の質が低下して寝不足を感じやすくなります。

 

さらに睡眠不足の影響は食欲調節にも及び、その質と量に影響を与えるように。

太りやすくなって体重コントロールに課題を抱えるようになるという研究結果が発表されています。

ハヤシ

知らんかった...

ぱっつん

明るい照明は太る原因になります

 

このように夜間照明の適切な管理が、私たちの健康な生活と体重管理に重要な役割を果たしていることは明らかです。

 

明るい照明があなたを食べ過ぎにさせる?

明るい照明の下での食事は、食欲と摂取量に大きな影響を与えます。

明るい照明の下で食事を摂ると通常よりも30%ほど多く、カロリーを摂取する傾向があるとか!?

 

マジ!?

ぱっつん

原因は視覚的な刺激が食事中の食欲を刺激し、食べ過ぎにつながる可能性があるからだそうです。

ハヤシ

 

さらに、明るい照明環境では健康的でバランスの取れた食事を選ぶ確率が低くなり、高カロリーの加工食品を選ぶ可能性が高まるとの研究もあります。

例えば、野菜や果物の摂取が減少して脂肪や糖分の多い食品が好まれる傾向に!

 

照明が明るいと食欲が増す

 

このことから明らかなように、食事環境の明るさは食事の質と量に影響を及ぼす重要な要因の一つです。

特に夜間は過度な明るい照明を避け、リラックスした食事環境を整えることが体重管理と健康の観点から重要になります。

 

寝る際の照明環境とは異なりますが、明るい人工光を浴びることが多い現代においてこうした影響も知っておく方が良いでしょう。

ハヤシ

 

明るい照明があなたの代謝を低下させる?

明るい照明が「あなたを太らせる」原因としてもう一つ注目なのが代謝への影響。

最新の研究によると明るい照明下で過ごす時間が増えるほど代謝速度が低下し、体脂肪の蓄積が増加する傾向があるそうです。

 

このことは照明が生体リズムに影響を与えて睡眠の質を低下させることと関連している可能性が高いとのこと。

睡眠不足気味になると食欲が増加、エネルギー代謝を低下させて結果として体脂肪の蓄積を助長することが知られています。

 

したがって、寝る際の照明が寝不足と代謝機能の低下を招いて食欲を増進させることに十分注意しましょう。

ヤバいやん

ぱっつん

 

夜間の明るい照明対策

ここまでのお話で夜間の明るい照明下での活動が私たちの健康に対して悪影響を及ぼすことが分かったと思います。

そこで、そうした悪影響を解消するポイントとして夜間はできるだけ明るすぎる人工光を浴びることを避けるましょう。

 

今の世の中、寝る間際までスマホをいじっている人って多いはずです。

特にスマホのブルーライトは人工光として強烈で、メラトニンの分泌を抑制してしまいます。

ハヤシ

注意します

ぱっつん

 

メラトニンは睡眠の調節に関与するホルモン。

その抑制は睡眠の質を低下させるだけでなく、食欲や代謝に影響を与えることになります。

 

対策としては寝る際は照明やテレビは消してできるだけ暗い環境を作ることが重要です。

リラックスした環境を作り出し睡眠の質を上げるためにも、スマホを触らないようにしましょう。

 

まとめ

照明と私たちの生体リズムの関係は重要。

明るい照明は睡眠に影響を与えて、睡眠の質を低下させます。

 

さらにそれだけではなく睡眠不足気味が続く食欲は増加し、太りやすくなる可能性が高まることに。

また、明るい照明下での食事はカロリー摂取を増やし、高カロリーな食品を選びやすくなる傾向に加えて私たちの代謝機能を低下、体脂肪の蓄積を助長する可能性まで高めます。

 

こうしたリスクを避けるためにも、良質な睡眠と健康的な体重管理のために明るい照明環境は避けてリラックスした活動ができるように整えることが重要です。

ハヤシ

 

 

大阪、寝屋川市の薬剤師ハヤシでした。

最後までお読みいただきありがとうございました。

ハヤシ

 

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